台風24号の進路如何でどうしようか心配しました。高見島行きのフェリーは終日欠航になったので粟島だけでもと出かけました。
日本で最初の海員学校の跡地です。その建物を利用してさまざまな展示があります。
コッペサンド舎のコッペサンド、店主たちの数人あとで売り切れました。
粟島海洋記念館となった海員学校の一室に設置された「海の図書館」エリック・トーンクヴィスト&マーリン・ベルフラージュの作品。様々な国の言葉の本が集まるようです。海の底にあるような静謐な図書館です。
粟島海洋記念館を出るとすぐ前の海に「一昨日丸」が係留されていて記念チケットを渡されて乗り込むことができます。日比野克彦氏の作品です。「一昨日」店主は何をしていたのかなぁ~
休校中の粟島中学校で設置されていました。
映像と島民1人1人の写真が展示されていました。
田村友一郎氏の鬼瓦。
粟島の植物をガラス板に挟んで窯で焼成すると白い灰になって形は残っています。佐々木類氏の作品。自宅のドアにあってもいいなぁ~
旧粟島郵便局を「漂流郵便局」にしています。
局長は作家の久保田沙耶氏です。
歩いていると楽しいものが目に入ります。島の路地は細く何処に出るかどきどきしながら歩きます。
島内で見かけるネコたちは漁に使う「浮き」で出来ています。島の人たちが、遣わなくなったブイを利用して島の名物になっているそうです。
台風一過の爽やかさではなく真夏の暑さになりました。浦島伝説のある粟島ですが詫間町の須田港に着くと西に紫雲出山が見えます。浦島太郎が竜宮から帰ってきて玉手箱を開けると煙が出てきて浦島太郎は白髪のお爺さんになりました。その由来のある山です。店主たちも竜宮から帰ってきた心地です。
最後の画像の道に落ちているのは店主のパスポートです。後から追っかけて届けてくれた方がいました。やっぱり夢心地だったのだ!
瀬戸内国際芸術祭の粟島へ
ぎゃらかわBOX 2013-10-09