西条商工会議所から連絡を頂きました。取り扱い店の申し込みは明日までとのこと。前回は1件だけ額の売上でしたが、せっかくだから一応申し込みをしました。これで西条市のみの石鎚藩札、愛媛県下で使える商品券もギャラリーかわにしで使用できます。期間は7月1日から11月30日まで。
秋に個展予定の零駒さんが経過途中の作品を持参されました。
高松市沖の瀬戸内海で「紫雲丸」が沈没して60年になったのですね。映画館でのニュース映像も覚えています。
仕事上でお世話になったS氏のお話です。
1955年5月11日の早朝、S少年は修学旅行から高松港まで帰ってきました。国鉄高松駅に移動しているときちょっと貸してもらった同級生の水筒を船内に置き忘れたのを思い出しました。置き忘れたことを言うとその同級生は泣き出しそうになりました。同級生の父親は戦争で亡くなっていて水筒は父親のものだったのです。S少年は踝を返し高松港まで走りました。彼らが降りた「紫雲丸」は高知市、西条市、松江市などの修学旅行生を乗せて岸壁を離れようとしていました。運動能力には自信のあったS少年は助走をつけて「紫雲丸」に飛び乗ろうと走りだしました。が、周りに居た大人たちに引き止められました。そのままどんどん「紫雲丸」は沖に出ていきました。南予までの列車に乗りS少年は故郷に帰えり「紫雲丸」の沈没事故を知りました。