「田島征三展」の準備も充分していないのにちょっと無理をして出かけました。
倉敷インターからすぐです。
内山貞和氏の「サロン・ド・ヴァンホー」での「松原賢展」です。店主はこの日しか観られません。
何年ぶりでしょうか、懐かしいです。駐車場の栗の木の家。
ガラスを嵌め込んでいるので内側から見るときれいです。
内山氏が「かわにしさん?」と覚えてくれていました。
土間の壁面の展示を観て上に上がります。
「環・一滴」
これを観たくて出てきたのでした!
天井に設えたここから一滴、水が水盤に落ち密やかな音を出し水紋が慎ましく拡がります。今日の花は枯蓮です。
平成二十三年、第三十二回茶の湯同好会 新宿柿傳の「残月床」の「環・一滴」です。内山貞和氏は松原賢氏の20年をみてこられました。内山氏の気合の入った展覧会となりました。
新しい畳の香りがしていました。
作家の松原賢氏は初めてお目にかかりましたが、温和で構える事なく楽しい方です。作家としての軸をぶれることなくこられたのだと思います。共通の知り合いの話題も出て話が弾みます。
入った土間に置かれた大テーブルは居心地がよくずっとお話をしていたいのに帰らなければなりません。
午後7時です。が、もうすこし。
明日からの「田島征三展」ご来駕お待ちしています!
ちょっと無理をして
ぎゃらかわBOX 2016-10-26