あれから6年になる3月11日です。昨年まで「3.11展」を開催していたのでこの時期は多忙でした。
ウチノカミサンの母親のための涅槃会に今年は出かけました。来年はどんな予定になるか判りませんからね。
涅槃会のあるこの時期は春先のひんやりした空気の中、青空も拡がり気持ちがしゃっきとなります。亡くなって三年、二年、一年と戒名に続き喪主であった者の住所氏名が読み上げられます。
ウチノカミサンによるとお涅槃の路傍の植物の思い出はイヌフグリとヨモギ。その出たばかりの柔らかいヨモギを祖母と摘んで帰って蓬餅を作ること。子どもにとってお涅槃はとても退屈であったけれど蓬餅を食べられる楽しみもありました。
この近辺にも逸出した花たちがいました。
西條神社では午後6時から「3.11鎮魂の献灯の集い」があります。紙コップにメッセージなどを書いて西條神社に届けておくと、ロウソクを入れて点火してくれます。店主も持参しました。商売をしているとお客様が来られることが一番嬉しいものです。東北の町の居酒屋のれんをくぐってみたいです。
3月11日 鎮魂の日
ぎゃらかわBOX 2017-03-11