大島青松園

大島行きの高速艇入り口にある門「風の舞」の全景魂は解き放たれて風に舞い故郷へ還るこの庭に引揚げられた解剖台があります島内だけに繋がる電話BOX

「国立療養所 大島青松園」は入所者の日常介助・療養生活の支援と、ハンセン病を正しく理解するための啓発活動が行なわれていて「瀬戸内国際芸術祭2010」にも組み込まれています。大島が開かれた島として多くの人たちが訪れたことと思います。1996年「らい予防法」が廃止されるまで入所者の人権の抑圧は行なわれていたのです。今回海に捨てられていたコンクリート製の解剖台が引揚げられギャラリーの前庭に展示されています。フジツボやカキの殻がこびりつき真中から二つに割れていますがこの解剖台の存在感には圧倒されました。

民家を利用していますこれが目印こんな飾りも島内のものを使っています店内はこんな風かたばみ

「やさしい美術プロジェクト」が「つながりの家」として「カフェ・シヨル」を開いています。                   島内は「こえび隊」のボランティアガイドさんが付いて案内してくれます。高速艇が一緒であった母子さんがいい会話をしながら歩いていました。「お母さん、ここは花がいっぱいあるね」