安倍安人展

2007年11月15日(木)~11月20日(火)
AM 10:00~PM7:00

安倍安人展のご案内を申し上げます。
京都国立博物館での狩野永徳展を観つつ、頭の中に安倍備前とくに最近の彩色作品が浮かびました。桃山絵画(芸術)全体のイメージ。つまり、時代を超えて作品はなお革新的であり続け現在でもアートの世界を貫くすぐれたモダニズムが核であることです。独自に造形された備前作品に赤、青、金、銀を 彩色するという、きわめて現代的な技法を駆使して完成された作品は具体的な「用」を離れ現代アートそのものでありながら、より求心的に桃山のスピリッツを表現しているように思われます。
海外での評価がつとに高いのもその故かもしれません。
今展は現在の安倍ワールドを最もよく見、知るためには見逃せない作品内容です。
みなさまのご高覧のほど心よりお待ち申し上げます。