美校卒業後、徳島中学で教鞭をとるが、一年後、小林万吾の招きで東京へ帰り美校の研究科へ入り、ここで伊原宇三郎を教え、以後深い親交が続くことになる。
大正二年11月、九州の八女中学校に赴任。ここから彼の苦難の路が始まる。豪勢をきわめた父の事業が失敗し、安藤家は没落の一歩手前で、両親は小さい弟妹を連れて朝鮮へ渡り、当時日本女子大学に在学していた次女の面倒を彼がみる事になったのである。
安藤義茂 徳島中~八女中学校へ赴任
美派・この逸品 2008-09-02
美校卒業後、徳島中学で教鞭をとるが、一年後、小林万吾の招きで東京へ帰り美校の研究科へ入り、ここで伊原宇三郎を教え、以後深い親交が続くことになる。
大正二年11月、九州の八女中学校に赴任。ここから彼の苦難の路が始まる。豪勢をきわめた父の事業が失敗し、安藤家は没落の一歩手前で、両親は小さい弟妹を連れて朝鮮へ渡り、当時日本女子大学に在学していた次女の面倒を彼がみる事になったのである。