雲が多く、もったりした朝、
デジカメで撮ると露草のきれいなブルーが出ません、
花の色が付くので「着き草」、月がきれいな頃咲くので「月草」、
朝ドラの「らんまん」は今日で終わりました、ウチノカミサンの父親は牧野富太郎博士の信奉者で営林署の仕事で山に入る時にはいつも胴乱(ドーラン)を下げていました、帰ってくると採集した植物を水で土をきれいに落として姿良く新聞紙に挟み込み、何度も新聞紙を替え乾燥したらきれいな白い紙に置き、細く切った薄い紙で茎や根、葉を止めていきます、謄写版で刷った採集表に細々記して紙の隅に貼って仕上がり、何をしているのだろう?と不思議でした、
路傍の花の名も散歩の途中でよく教えていて、父との散歩は嬉しかったけれど時々テストがあり困りました、おかげで植物で一番短い名を持つのは畳表に遣うイグサの「い」、長い名前は海藻の「竜宮の乙姫の髪の元結」と小さい時から知っていました、弟と妹にはこのテストが無かったようで「子どもに教えても覚えない」と父は長女の私で認識したのかどうか、
牧野植物図鑑、カラー刷りの「スエコザサ」も懐かしい、「世の中のあらん限りやスエコ笹」と父はよくつぶやいていました、
「みのりちゃん」できれいな薔薇があったので買って来ました、
昨日も書きましたが明日から三日間休廊します、
10月3日は画廊にいます、