2012年7月12日(木)~7月17日(火)
AM10:00-PM7:00
作家在廊日:7月12,13,14,15,16日
人はそれぞれ原風景を宿しています。その原風景への往還を表現し、それを生業にしているのが多くの作家ではないでしょうか。
表現者として、生から死にいたる時間軸の間でどうすれば魂を紡げるのか、その葛藤の中から寓意性に富んだ魅力的な作品が生まれることを思えば、葛藤は深いほどよいのです。
イマと原風景の脳内空間で、いまだ飛べない鳥頭人の飛翔への憧憬は微かな金色に輝き、より厚みをました色彩の塗りこみにオーガフミヒロの強い意思が窺えます。
異次元を彷徨する世界から距離が少し開きつつあるのか、真に気になる新作展です。
皆様のぜひとものご高覧をいただきたくご案内申し上げます。
オーガフミヒロ展