メジロが初めて我が家に来たとき嬉しくて唐楓の冬木に蜜柑を挿して歓迎しました。その後メジロは毎日訪れて、半分に切った蜜柑の果肉を器用に突いて食べていました。ガラス戸の内側からその様子を観るのが朝の楽しみでした。が、ほどなくしてヒヨがメジロを追い出すようにして蜜柑を突き始めました。そうなるとメジロは訪れることもなくなりました。蜜柑はみんなヒヨの餌になってしまうので挿すことも止めました。何年か経ってメジロが訪れるようになりましたが、もう蜜柑を挿すことはしません。山茶花や椿の花の蜜を嬉々と吸っています。
小川洋子著の「ことり」のなかにメジロの鳴声がでてきます。「チィーチュルチィーチュルチュルチュルチィー」とあります。文字にするとこんなふうになりますが店主など言葉にもできません。何か楽しいことを思い出させるような明るい鳴声です。後の3枚の画像はスズメです。この3箇所を行ったり来たり移動してチュンチュク賑やかです。