19日の「女木島」の続きです。
行武 治美氏 「均衡」 納屋の中に手作業で削りだしたミラーガラスのパーツを張り巡らせて外から入り込むわずかな光にも反射して煌きます。ガラスの触れ合う涼やかな音もあり異空間になっていました。
愛知県立芸術大学アートプロジェクトチームによる多様なコミュニケーションの場としてオオテと島で呼ばれている石垣に囲まれた空家を改装しています。靴を脱いで上がると床に見覚えのある線描きがありました。昨年春第三期で完成された「重要文化財渡辺家住宅」の襖・障子に版画をはめ込んだ井出創太郎氏の銅版でした。
ひのきデッキに寝転ぶと青い空に雲が浮かび、ぐっと伸びたダンチクの葉擦れを聞きながらのび~としていました。