茶室 待庵と柿ノ木庵

柿の木庵へ腰掛待合躙口

今治市の河野美術館で開催中の「第22回ー郷土出身作家によるー現代美術展」も終わり近くなりました。うかうかしていると美術館での展覧会も見逃してしまうことがあります。3月7日まで。

河野美術館の駐車場で車から出ると隣接している茶室への戸が開けられて見学できる看板が立てられていました。河野美術館へくるたびに閉めたままで勿体ないなぁと思っていたので即入っていきました。
この茶室は京都、山崎の妙喜庵にある国宝茶室待庵をそっくりそのまま写し建てたものと東京文京区本郷の河野信一氏の邸内にあった柿ノ木庵を移築したものとで成っていて、県内では珍しい本格的な茶室です。以前は茶会も催されていましたよ。
入って右手に腰掛待合、後ろ側にはちゃんと雪隠もあります。3枚目は待庵の躙口、ここからは関守石があって中には立ち入ることが出来ません。