全国的に晴れたようです。寒さが続いたので切干大根がきれいに仕上がりました。
椿の木の中にメジロの鳴声がします。が、鴉が近くに来るとピタリと鳴きやめます。春先の朝の一コマです。
3年前の3月11日、こんな日常が一変に失われたのです。
震災翌日の新聞をギャラリー入り口に貼っています。
3年前に「天を怨まず前を向いて進みます」と涙ながら答辞を読み上げた中学生は今年、高校を卒業されたことでしょう。4つのプレートの上にある日本は常に地震に脅かされています。支えあい天を怨まず前を向いていたから今の私たちがあるのです。
7日に展示し終えた壁面です。様々な方たちの作品が集まりました。3.11cm角の中の作品はそれぞれの人格です。作品を提供くださった方、お買い上げくださった方、皆様有難うございました!
一つ、ハプニングがありました。ボランティアで手伝ってくださった廣川さんが先日保護したボストンテリアです。廣川さんところには既に1匹犬が居るのですがこの2匹の相性がよくなく、止む無く元の飼い主を探しましたが見つかりません。今、警察に保護されています。何方か飼ってくださいませんか?犬好きの廣川さんは涙目でこのボストンテリアの心配をしています。
ギャラリー内に置いていた「3.11鎮魂のための献灯」用の竹を西條神社に運びます。5時半ごろ点灯を始めたとのことでした。
午後2時46分、ギャラリーに居た人たちは東北の彼方に向けて黙祷しました。黙祷を終えるとギャラリーで流していた「ヒカリノオト」(トイピアノ 畑 奉枝 ソプラノ今久保 宏美)のトイピアノが鐘のように鳴っていたのでした。